ほったらかしてすみません。 [雑記]
もの凄くお久し振りでございます<( ;_ _ ;)>
全然稼動していないにも拘らずお越し下っている方々、本当に本当にありがとう御座います。
本日の日記は言い訳話です。
そんな物は読みたくないもん!と思うお方はどうぞおやめ下さいませ。
ネコに関しては後の方にちょっとしか書いておりません。(写真も一枚です。しかもシッポ)
言い訳?上等じゃん。読んでやるぜっ!と云う元気な方だけ下へお進み下さいませ。
しかも無駄に長いのでご注意下さい。
私信:: kyuko様。ご心配をおかけ致しまして申し訳ないです。
上記に書きましたように本日の日記はあまり楽しいものではありません。
もし宜しければ記事の最後にお伝えしたい事を書きましたので日記をすっ飛ばして下さいませ
(*^^*)
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ウチには高齢者が一人いるのですが、昨年の今頃から認知症が出始めました。
最初のうちはヘンな事を言うだけでしたが、そのうちに「財布が無い」と自分の部屋を引っ掻き回し、一緒に探して見つけ出して渡すと又何処かにしまう。そしてそれを忘れて財布が無い!と騒ぐのです。
これを何度も繰り返し、挙句の果てには家族全員泥棒にされました(笑)
もう10年以上逢っていない親戚もドロさんに。
自分が何処かに財布を仕舞った事は忘れても、10年以上逢っていない親戚の名前は覚えている。
そして自分の親兄弟はけっしてドロさんにはしないのです。不思議・・・・
勿論親兄弟は既にこの世に一人もいません。
今のこの人の頭の中には私達は家族枠に入っていない模様です。
財布の件と同じ時期に洋服に対しても異常な執着を示しました。
母と一緒に財布を探しながらこの人の服の整理をしていて、既に着られない洋服を処分したのです。
箪笥の中にきちんと分別して仕舞ったらとてもスッキリ☆
ところが、高齢者は引き出しの中がぎっちりとしていないと気がすまないようで、物置に置いておいたゴミ袋を引っ張り出し、(計3個)袋を引き裂いて服を出し又箪笥の中に戻したのです。
勿論分別はしていないのでゴッチャゴチャ。
それでも引き出しの中がギュウギュウなので本人は満足気。
その後も、何度も部屋をめちゃくちゃにして引っ掻き回しその度に服や小物を畳んで片付けました。
まさに賽の河原の石積み状態。
ああ・・不毛・・・・
洋服はシミがあったりして着られない物を捨ててもまだ沢山あります。値札が付いたままのものもありました。
押入れの長持ちの中にも入っています。
なのに「着る服がない!」と騒ぐのです。そのくせいつも同じ服を着る。・・・理解不能。
それから少し後に徘徊が始まりました。
一日中家の中をウロウロ。
1階から2階へ。2階から1階へ。トイレ物置を含めてドアは全て開けて中を覗く。
最初はこれが徘徊だとは気付かず、落ち着きがないな~。と思っていたのです。
この時はまだ会話が成り立っていたし、表情も普通でした。
でもだんだんとこれはおかしい。と家族も思い始め、若しかしてこれが徘徊なのでは・・・と考え始めました。
徘徊は家から外へ出て行くものだと全員が思っていたのです。
時々、市からの放送で行方不明者情報が流れるのですが殆どが高齢者で、徘徊=外に出る。と思い込んでいたのです。
しかも昼間ずっとウロウロとしているのにも関わらず夜も余り寝ないのです。
夜自分の部屋で寝ているといつの間にか部屋にいて足を撫でたり、顔を上から覗き込んだりされます。
なんとなく気配を感じて目を開けると目の前に老人の顔があるのです!覗き込んでいるのです!!
リアルホラー!!!
人間あんまりビックリすると悲鳴も出ないのだと知りました。
私の寿命縮んだな・・・・
時々別の部屋から真夜中に悲鳴が聞こえ、あ~誰かやられたな~・・・と寝ぼけながら思っていました。
この頃、家族間で、「ウチは”恐怖の館”だ」と冗談とばしてました。でないとやってられない・・・・
こんな事もありました。
夕飯の後に部屋に戻るとベッドの下から見慣れない物がはみ出ていたので、なんだろう?と覗いてみたらこの人が潜り込んでいたのです。
ベッドの下の狭い空間にみっちりと詰まっている老人・・・・
カク・・とこちらに顔を向け、目が合うと ニタリ・と笑う。
これホラー映画の演出で使えませんか?
怖いですよ~。とっても。
これで又寿命が縮んだ。
勿論医者から薬を貰っています。
最初は睡眠導入剤・・・・全く効かず。
次に精神安定剤と睡眠薬・・・・中々効きません。
TV等を観ていて睡眠薬は即効性があると思っていたのに3・4時間たたないと眠ってくれない。
医者曰く、「興奮状態の時には飲んでも効果が出るのは遅いんです」
ふ~ん・・・そうなんですか・・・・興奮状態って別になんにもしていませんよ。
夕飯を食べるのが興奮する事なんでしょうか。
でも寝てくれないとこっちの身がもたないんですけ、ど?
しかも薬の持続時間が短い。
寝ても朝までもたない。夜中の2時か3時頃に起き出して家中の電気をつけて徘徊。
飲ませ初めた頃は、何時に飲ませるのがいいのか時間を計算して飲ませ、どんな様子か確認して、翌日は時間をずらして飲ませたりと色々やりましたが結局は夜中に起こされる。
せめて朝まで寝て欲しいと思って医者に相談しても役に立たない。
睡眠確保の為に部屋に入って来られないようにドアにつっかえ棒をしています。
そうしたらドアをドンドン。ノブをガチャガチャ。
「開けて~。開けなさいよ~!」と大声で喚く。夜中の2時3時に。
これを各部屋でやるから皆寝られず。睡眠不足ともの凄いストレス。
私はいつも胃薬を持ち歩いていました。(今も部屋には常備)
まぁお陰で体重が減りましたけど。
名付けて〈認知症老人介護ストレスダイエット★〉
不健康に痩せられますv
どーしようもなくてデイケアサービスの方に相談し、話を聞いて貰ったのですが、
「○○さんの所は今が一番大変な時ですから」
・・・・ソンだけ?
専門的な知識や色々な事例を知っているだろうから具体的な対処方法を教えて欲しかったのに~~!!
仕方がないのでネットで、認知症を発症している人に対して上手に対処する方法がないかと検索しまくったら、沢山の人が介護中の事をブログで綴っていて、頑張っているのを知りました。
みんな大変だよ・・・・
ウチだけじゃないんだ、うん。
それでも外に出ない分だけまだマシだよね。と家族と言っていたのですが・・・・時間の問題でした・・・・
〈 苦難は続く・・・ 〉←大げさだな!
<老人が来ると高い所へ避難する王子>
王子~。頭隠してシッポ隠さずになってるよ
師匠は老人との付き合いは10年以上なのであまり気にしてはいないようなのですが、(家中で一番の太っ腹。人間はヘロヘロなのに・・・)王子は今年3歳。
老人との付き合いは2年半。そのうち認知症を発症する前の状態での付き合いが1年半。
師匠に比べると老人との付き合いがずっと短いのです。
なので今の老人の大きな声や怪しい行動が怖いらしいのです。
王子からすると別人になってしまったような感じなのでしょう。
多分今はやってはいないと思うのですが、昨年は寝ているネコを老人がいきなり叩く事がありました。
私も一度だけ見ました。何もしていない王子を老人が叩いたので思わず怒ってしまいました。
だって棒を持っていたんです。
母も見たことがある。と言っていたので私達の知らない所で何度かやっていたのかもしれません。
王子はいつも老人の行動をジッと観察していて、近寄って来ると逃げます。
もともと甘えん坊で大らかな性格の王子がビビリー君になってしまいました。
チャイムが鳴っただけで高い所に避難し、全身で警戒しながらドアの方をジ~~っと見ているのです。
切ない・・・・
それまでは一度も吐く事はなかったのにストレスのせいか時々食べ物を戻すようになってしまいました。
師匠に喧嘩をふっかけたりもします。
甲高い声で、「ピギャ~~ッ!」
シッポを床にバンバン。
頭を低くして臨戦態勢で下から師匠を睨む王子。
王子の声はとっても高くて、子猫のように可愛いので全然迫力がなく、思わず笑ってしまいます。
でも本人は至って真剣。それが又おかしカワユイのですvv
二匹共全く怪我をしないので本気ではなく、イライラをぶつけてしまうのだと考えています。
ゴメンよ~師匠、王子。
君達が今の私達の癒しなんだよ
ありがとうね
kyuko様::昨年は身内に色々とありましてここから遠ざかっておりました。
でもこれから又チョコチョコと浮上・・と云うか気晴らしにこようかと思っております。
ずっとkyuko様のブログで癒しと元気を貰っておりました
ありがとうございます
《 勢い余ってこんな物を一枚。用心棒の片割れ、ネコバージョンです(笑) 》